植物由来のワックスで環境に優しく、とても人気のあるソイワックス。
「ソイワックスを使って、アロマキャンドルを作りたい!」って思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざソイワックスでキャンドルを作ってみると、、意外に難しい。。
ネットの情報を参考にして作り直しても、綺麗にできない。。
なんて経験ありますよね。
そこで今回は、ソイワックスの取り扱いが難しいと言われる理由と初心者が陥る失敗例を挙げて改善ポイントを紹介していきたいと思います!

ソイワックスをきちんと習っていないと、取り扱いが難しいんだよね。
でも、この記事を見れば簡単にソイキャンドルを作れるようになるよ♪
上記について詳しく説明していきますね★
【経験談】ソイワックスの取り扱いを全く知らなかった頃
おそらくこの記事を見ている方は、独学でソイキャンドルを作ろうとしているんじゃないかと思います!
私もキャンドル教室で学ぶ前は、独学でキャンドルを作っていました♪
でも、うまく作れなかったり、綺麗に完成するときとしないときの違いがわからなかったりと不安なまま制作していました。
キャンドル教室で基礎から学んでからは、簡単にソイキャンドルが綺麗に作れるようになったんです♪
独学で制作していた頃の不安が一気になくなりました。
キャンドル作りを学んだ人からすると、ネットには間違った情報が多すぎる!と思います。。
キャンドル教室の先生は、肝心なところは「レッスンで説明します!」などと言って情報は載せてくれないですよね。笑
そこで今回は、ソイワックスを基礎から学んだ私が独学でも綺麗に作れるように説明していきます♪

是非参考にしてね♪
ソイワックスの取り扱いって難しい?
はっきり言って、ソイワックスの取り扱いは難しいです!
しかし、しっかりと学んでいれば簡単だけど、独学だと難しい。
初心者が陥るソイワックスの失敗例をまとめてました↓
・容器を湯煎で温めすぎ
・ソイワックスを早く溶かすためにIHヒーターを中火~強火に設定
・温度計を使ってない
・「陥没・空洞ができる」ことを当たり前だと思っていない
・ソイワックスを注ぐ温度が高すぎ(低すぎ)
・表面が汚くなる
・香料を入れるタイミングを分かっていない
・ヒビ割れする
・気泡が入ってしまう など
独学で制作していると、上記が当てはまるのではないかと思います!
まず、ソイワックスにも種類があり、
ソイワックスソフトとソイワックスハードの違いを分かっていない方はこちらの記事を見てください。

一つ一つ詳しく見ていこう!
容器を湯煎で温めすぎ
「容器を温めてからソイワックスを注ぐ」ことは正しいですが、
湯煎で温めすぎは注意が必要。
キャンドル教室の先生やキャンドル作家さんのほとんどの方が、容器をエンボスヒーターで温めてます。
エンボスヒーターで容器を温めれば、10秒ほどで温まります♪
また、ソイワックスを容器に注ぐ温度は50~65℃の間になるので、湯煎で容器を温めすぎると注いだ後にワックス温度が高温になってしまいます。
ワックス温度が高温になると固まったときに、凸凹になったりヒビ割れすることもあるので注意が必要です。
ソイワックスを早く溶かすためにIHヒーターを中火~強火に設定
ソイワックスは溶かし方がとっても重要。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
【参考記事】
温度計を使ってない
温度計を使わずに、ワックスが溶けたら型に注ぐ!というやり方をしている方もいると思います。
ソイワックスは注ぐ温度と溶かす温度がとっても重要なため、制作時は必ず温度計を使用するべきです♪
「陥没・空洞ができる」ことを当たり前だと思っていない
私が独学で初めてソイキャンドルを制作したとき、「陥没しちゃったから失敗だ。。」って思っていました。
しかし、ソイワックスというものは必ず陥没や空洞ができるものなのです!
表面だけ綺麗にできていても、中に必ず空洞ができています。
その陥没や空洞にソイワックスを注ぎ足し(リモールドと呼ばれる)を行う必要があります♪

ソイワックスはティーライトキャンドルのような小さなキャンドル以外は、リモールドすることが必須!!!!
★リモールドのやり方
①芯の周りを竹串で崩して空洞を探す
②一度目に注いだワックス温度よりも5~10℃上げて注ぐ
③また陥没ができたら①②を繰り返す
キャンドルは真ん中部分が1番空洞ができやすいため、芯の周りを竹串で崩すと中に空洞ができています。
その空洞に、一度目よりも5~10℃ワックス温度を上げて注ぎます。
(一度目は50℃で注ロウした→リモールドは55~60℃で行う)
リモールドを行っても、また陥没する場合もありますので、そのときはリモールドを繰り返します♪

穴ができる、陥没するなどソイワックスの特性なので当たりまえだと思おう!
ソイワックスを注ぐ温度が高すぎ(低すぎ)
ソイワックスは種類によって型に注ぐ温度が異なります。
【関連記事】
ソイワックスを高温で注ぐとひび割れしたり、表面が汚くなる可能性があります。
反対に、ソイワックスを(適温よりも)低温で注ぐと、表面にしましま線が入ったり、ぽつぽつと白い点々ができることもあります。
なので、ソイワックスは注ぐ温度がとても重要なんです♪
表面が汚くなる
コンテナーキャンドルの場合、表面が汚くなることがありますよね。
表面に白いモヤができることも。。
ソイワックスの表面が汚くなることもよくあることです♪
キャンドル作家さんはソイワックスの表面を整えるために、エンボスヒーターを当てて表面のみ軽く溶かします。
すると、表面を綺麗にすることができるんです♪

私も必ず表面にエンボスヒーターを当てて、綺麗にしているよ♪
香料を入れるタイミングを分かっていない
ソイワックスに香料を入れるタイミングを間違えると、全く香りのしないアロマキャンドルになる可能性があります。
キャンドル用香料の場合、80℃以上で香りが飛んでしまいますが、
できるだけ、ワックス温度が下がったときに香料を入れるべき!
ワックスを型に注ぐ温度の直前に香料を入れるべきです!!!
特に、精油はとっても香りが飛びやすい。
香料を入れるタイミングには気をつけましょう。
ヒビ割れする
「ソイワックスにヒビが入った!」なんてこともよくあります。。
詳しくはこちらにまとめてます↓
【関連記事】
気泡が入ってしまう
型に一気にソイワックスを注いだときに気泡が入る場合もあります。
型に注ぐときはゆっくり注ぐのが基本。
ソイワックスが波打たないように注ぐようにしてください。
また、気泡が入ってしまってもエンボスヒーターを軽く当てれば、気泡が飛びますよ♪

参考にして、是非やってみてね♪
まとめ
どうでしたか?
今回はソイワックスが難しいと言われる理由をまとめてみました。
ソイワックスはソフトよりもハードのほうが収縮率が高くて、取り扱いが難しいと思いますので、
初心者の方はソイワックスソフトから練習してみてくださいね♪
この記事が参考になったら嬉しいです。
最後までありがとうございました。
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