キャンドル制作に使用するワックスは、パラフィンワックスやパームワックスなどさまざまな種類があります。
中でもソイワックスは取り扱いが難しいワックスと言われていて、
ソイキャンドル制作時の悩みを抱えている方も多いのではないかと思います。
ソイワックスを色付けしたときに、
「こんな色になるはずじゃなかった」
「理想の色にできない」などと悩んでいる方もいますよね♪
そこで今回は、ソイワックスの色付け方法を顔料、固形染料、液体染料に分けて詳しく解説していきます♪
また、色の確認方法もまとめましたので、参考にしてください!
ソイワックスの正しい色付け方法を顔料・液体染料・固形染料に分けて詳しく解説
キャンドル色付けに使う顔料や固形染料、液体染料の違いがよくわからない方はこちらの記事を参考にしてください↓
顔料や固形染料、液体染料それぞれ分けて、使い方を紹介していきます。
写真多めで説明するね♪
【顔料】を使ったソイワックス色付け方法
顔料は↑のような細かな粒状になっていることが多い。
まず、顔料は80℃以上のワックス温度で溶けるため、
染料よりも溶けにくいことを理解しておこう!
ソイワックスがすべて溶けたら、
顔料をピンセットで細かく砕いてから、少しずつワックスに入れます。
ポイントは少しずつ顔料を入れること。
キャンドルは一度色付けしてしまうと、元の色に戻すことはできないので、
少しずつ色を確認しながら顔料や染料を入れていきます。
顔料を入れたら、割りばしなどでワックスをよく混ぜてください♪
顔料が溶けにくいときはワックス温度を80℃にすると完全に溶けます。
【液体染料】を使ったソイワックス色付け方法
液体染料は一気に色付けしたいときにおすすめ!
顔料よりも溶けやすく、55℃以上のワックス温度で完全に溶けます。
ソイワックスが完全に溶けたら、
↑このように、ステンレス製の棒に液体染料を少量つけます。
ステンレス製の棒を一つ持っておくと、ワックスを混ぜるときに便利です♪
棒につけた液体染料をすべてワックスに溶かすのではなく、
棒をワックスに入れてすぐ取り出して、色を確認して、少量ずつ液体染料を混ぜていきます。
少しワックスに入れただけで、すぐに色がつくので、
棒はすぐに取り出します!
棒に残った液体染料はティッシュで拭き取ります。
染料はソイワックスと相性がいいので、とっても使いやすいです♪
【固形染料】を使ったソイワックス色付け方法
固形染料も顔料は溶けやすい特徴を持っています。
60℃以上のワックス温度で完全に溶けます♪
↑いつも韓国のキャンドルワークスの固形染料を愛用しています♪
使いやすいし、色も綺麗に出るのでおすすめです。
ソイワックスが完全に溶けたら準備していきます♪
固形染料はハサミやカッターなどで少量削ります。
削った固形染料をピンセットで少量ずつワックスに入れていきます。
ワックスをかき混ぜると、簡単に溶けます。
次にソイワックスの色の確認方法を見ていこう♪
モールドにソイワックスを注ぐ前に必ず確認すべきこと
ソイワックスは、溶けた状態と固まった状態で色が異なります。
ソイワックスをモールドに注ぐ前に色を確認しないと、「思っていたよりも色が薄かった」「理想の色じゃない!!」なんてことがよくあります。
必ずソイワックスを型に注ぐ前に、色を確認するようにしましょう。
ソイワックスの色の確認方法
ここからはソイワックスの色確認方法について説明していきます。
ソイワックスが固まると、溶けたソイワックスに少し白みがかった色になります。
なので、白いシリコン上やクッキングシート上で確認するといいでしょう♪
クッキングシートを折り曲げて、少量のソイワックスをのせると、
固まったときと同じ色になるので確認しやすいです。
また、紙コップに少量のソイワックスを入れても確認することができます。
キャンドル教室では白いシリコンで確認することが多いです。
ご自身の確認しやすい方法で行ってみてくださいね♪
色を確認してみましょう♪
溶けたワックスは↑のような濃い色ですが、
固まると、↑のように溶けたワックスよりも白っぽくなってますよね!
ワックスを注ぐ前に色を確認することで、仕上がりの色とのギャップがなくなるはずです♪
ぜひやってみてね♪
まとめ
どうでしたか?
今回はソイワックスの色付け方法(顔料、固形染料、液体染料)と、色の確認方法についてまとめてみました。
少しでもこの記事がキャンドル作りの役に立ったら嬉しいです♪
最後までありがとうございました。
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